【活動報告】歴史を知り、劇の世界へ!8月1日はアニメ・映像鑑賞と「本公演の台本」読み合わせを行いました(R8.8.1)

8月1日、八女市岩戸山歴史文化交流館にて、こども市民劇の稽古を行いました。

今回の稽古は、子どもたちが演じる「筑紫君磐井(つくしのきみいわい)」の歴史的背景を深掘りし、いよいよ本公演の台本を使った読み合わせと役作りに入るという、大きな節目の一日となりました!

 

【1500年前の物語を知る!「磐井の乱」アニメ上映】

まずは、今から1500年前にこの地で起きた「磐井の乱」について学ぶ時間です。子ども向けに分かりやすく作られたアニメーションをみんなで鑑賞しました。

・磐井とはどのような人物だったのか?

・なぜ戦いが起こり、どんな歴史を辿ったのか?

・戦いの後、この八女の地はどうなったのか?

ただセリフを覚えるだけでなく、自分たちが演じる人物が生きた時代やその想いに触れることで、子どもたちの表情には「八女の歴史を届ける役者」としての自覚が少しずつ芽生えているようでした。

 

【舞台のイメージを膨らませる「公演ビデオ鑑賞」】

歴史を学んだ後は、「演劇とはどのようなものか」を具体的にイメージするため、「サザンクス筑後 こどものえんげきひろば」の過去の公演ビデオを2種類鑑賞しました。

1つ目は、前回の稽古でも触れた迫力ある「殺陣(たて)」のシーン。

2つ目は、先日子どもたちが本読みを体験した『注文の多い料理店』の実際の舞台映像です。

自分たちと同じ子どもたちが舞台の上で堂々と演技し、声を張り、鮮やかに殺陣を繰り広げる姿に、みんな興味津々!「セリフの言い方」「身体の動かし方」「舞台上の立ち振る舞い」など、これから自分たちが目指す姿をしっかりと目に焼き付けていました。

 

【いよいよ本格始動!本公演台本の読み合わせ】

刺激をたっぷり受けた稽古の後半は、ついに本公演の原稿(台本)がお披露目されました!先生から登場人物や全体のあらすじについて説明を受けたあと、物語の記念すべき最初の場面「磐井」と「遥」が出会うシーンの読み合わせに挑戦です。

ペアを組み、お互いにセリフを掛け合っていきますが、台本には昔の言葉遣いや独特の方言が盛りだくさん! 子どもたちは「この言葉はどう読むんだろう?」「どんな気持ちで言えばいいのかな?」と少し難しそうな表情を見せつつも、一言一言にしっかりと心を込め、一生懸命に台本と向き合っていました。

 

【身体でつかむ「役作り」ワーク!】

読み合わせのあとは、役のイメージを身体で表現する「役作り」のトレーニングへ。 先生から次々と出されるお題に合わせて、子どもたちが空間を自由に動き回ります。

・「遥(小学校高学年)が、朝学校に向かって歩いているつもりで」

・「タイムスリップして突然現代に飛ばされた磐井になったつもりで」

・「和兵になりきって、目の前の敵を倒すつもりで向かっていく」

子どもたちは、現代の小学生の足取りから、見慣れぬ現代に困惑する大昔の英雄、刀を振りかざして敵に駆け寄る兵士へと、頭の中で自由に想像を広げながら役になりきって動いていました。セリフだけでなく「その役ならどう歩き、どう振る舞うか」を身体で体感する、生き生きとした時間となりました。

ワークショップ写真

「磐井の乱(戦い)」についてアニメ上映

ワークショップ写真

殺陣の演技を勉強中

ワークショップ写真

いよいよ登場人物やあらすじについて説明

ワークショップ写真

遥になったつもりで学校へ行く

【稽古を終えて】

歴史を知り、舞台の完成形をイメージし、声を出し、身体で役を表現する。劇の完成に向けたジグソーパズルのピースが、一つひとつ組み合わさっていくような濃厚な一日となりました。

最初は慣れない昔言葉や方言に苦戦していた子どもたちですが、ここから稽古を重ねるごとに、彼ららしい生き生きとした言葉へと変わっていくはずです。10月の「いわいフェス1500」での初披露、そして来年の本公演に向けて成長していく姿を、引き続き温かく見守ってください!

この記事に関するお問い合わせ先

八女市岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷
(文化振興課 歴史文化交流館係)
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