令和6年度企画展 宇美拓哉 展ー浮遊する記憶ー
開催概要
八女市田崎廣助美術館では、『宇美拓哉 ― 浮遊する記憶 ―』展を開催します。宇美氏は、古代ギリシャ神話から着想を得て、現代的な視点で再解釈し自己の内面にテーマを見出します。作品は、記憶の中にある輪郭のおぼろげなイメージや感情、祈りをこめた神話的響きに満たされています。
本展では、宇美氏がこれまで過ごしてきた時間やできごとを凝縮して表現した作品を辿っていきます。作家の時間の記憶が同居する空間は、鑑賞者一人ひとりの心に揺さぶりをかけながら、重なり合うかもしれません。宇美氏がおりなす空間に立ち入った瞬間、あなたを思索世界へと誘います。
宇美拓哉略歴
現在、八女市在住。1972年筑後市に生まれる。1990年福岡県立八女高等学校を卒業後、カナダに渡りオタワ市立美術学校に入校。4年間絵画を学び1994年に修了。のち、九州芸文館を始め、筑後地域を中心に絵画講師を努めている。2006年久留米市より芸術奨励賞受賞。2021年第80回記念水彩連盟展で文部科学大臣賞受賞。ほか受賞歴多数。また日本美術家連盟会員、水彩連盟会員、(公社)福岡県美術協会会員洋画部会委員長等に所属し、美術活動をとおして地域文化の発展にも尽力している。
会 期:令和7年1月25日(土曜日)~2月24日(月曜日)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入 館 料:無料
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)
※本展開催中は、田崎廣助の作品は展示しておりません。
田崎作品は、令和7年3月15日(土曜日)から展示します。