ダニエル・建・イノウエ氏胸像除幕式を開催しました。
このたび八女市では、上陽町にルーツを持つダニエル・建・イノウエ氏が、日米両国において政治・文化面で果たした多岐に渡る功績を後世に伝え、故郷の誇りとするために、氏の胸像を建立しました。その完成を祝って3月18日、ホタルと石橋の里公園(上陽町北川内)で除幕式を開催しました。除幕式には、上陽町在住のイノウエ氏の親族も出席し、完成を祝いました。
公園には、2015年にハナミズキイニチアシブにより贈られたハナミズキ30本が植樹されており、そのハナミズキの木々と胸像が一体となって日米友好を祈念する公園となりました。式典では、来賓の在福岡米国領事館のテイラー首席領事は「祖国のためだけでなくルーツである日本との架け橋を築くために努力を注いだ偉大なアメリカ人」と氏をたたえました。像には、世界平和と日米友好の願いが込められています。感染症が一日も早く終息することを願うとともに、胸像の完成を機会に国際交流が活性化することが期待されます。
建設にあたり、寄附金を募集したところ、国内をはじめ、ハワイ州・ハワイグローバル教育財団・ハワイ福岡県人会など海外からも寄附が寄せられ、総額200万円のご賛同をいただきました(7団体・61個人)。皆さんからのご支援、ありがとうございました。
高さ=地上高約1.9メートル(胸像約0.7メートル、台座約1.2メートル)
材質=青銅、白御影石
台座には寄附者と日本語と英語でイノウエ氏の経歴が刻銘されています。
動画配信
除幕式の様子をYouTubeで配信しています。
下記リンクを参照ください。
または、YouTubeにて「ダニエルイノウエ 除幕式」で検索してください。