特別展「八女の名宝」の開催(2016年10月14日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

現在、小郡市にある九州歴史資料館において、県内の歴史文化遺産を地域ごとに紹介する特別展の第一弾として“歴史と自然がおりなす郷・特別展『八女の名宝』”が開催されています。この催しでは、「八女古墳群」「谷川寺」「五條家」「伝統工芸」という4つのテーマを設定し、筑紫君磐井の墓とされる岩戸山古墳からの出土品や、個性豊かな古仏群を伝える谷川寺の什宝、南北朝時代の貴重な資料である五条家文書、八女の多彩な伝統工芸品など、総勢112点が展示・紹介されています。

私も開催に先立ち行われた内覧会に出席し、脈々と地域によって守られてきたこれらの「名宝」が一堂に会するさまを目の当たりにして、矢部川・星野川流域に育まれた私たちのふるさとが悠久の歴史、文化の宝庫であることを改めて感じました。今回の企画が、市内外の多くの方々に、八女の歴史・文化の神髄を理解していただく良い機会になるのではないかと大変期待しています。

現在八女市では、長い年月をかけて地域に蓄積されてきた歴史・文化遺産の活用に積極的に取り組んでおり、あわせて代表的な「南北朝時代」や「筑紫君磐井」などの縁を通じて、奈良県吉野町や熊本県菊池市、大阪府高槻市などと交流を深めているところです。今後もこれらの自治体の皆さんと連携しながら、先人の足跡をたどり、それらを磨き上げることで、自然や歴史、伝統芸能にあふれた風情豊かな八女をわがふるさととして大切に守り、さらに「地方創生」のキーワードの一つになるような取り組みを進めていきたいと考えています。

※特別展「八女の名宝」は、11月13日まで開催されています。(月曜日休館)ぜひ皆さまでお出かけください。

9月21日内覧会の様子
岩戸山古墳の石人石馬
五条家文書
谷川寺仁王像

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