関係人口創出拠点「つながるバス停」
事業開始のお知らせ
当市は、「人と人」や「人と地域」のつながりを増やす取り組みとして、西鉄バス福島停留所に、コミュニティライブラリーを併設した「つながるバス停」の企画およびコミュニティ通貨(地域通貨)サービス「まちのコイン」の導入を進めていることをお知らせいたします。両施策ともに、10月11日(日)の開始を予定しています。
本事業は、八女市が抱える人口減少や山間部の過疎問題解決のために、地域コミュニティの持続的な賑わいや地域や地域の人と多様に関わる「関係人口」を増やす取り組みが有効と考え企画されました。コミュニティ通貨「まちのコイン」の導入は市町村単独での事業としては、八女市が日本で初の導入となります。
また、「まちのコイン」は「つながるバス停」内のカフェスペースでの飲食などに利用でき、コミュニティ通貨が利用できるコミュニティライブラリー併設のバス停は、日本初の事例となります。

つながるバス停の特徴
1. 誰でも利用できるコミュニティライブラリー
バスの待ち時間に、本を読むことができる本棚を設置。中学生から大人までが楽しめる小説や趣味の本を中心に置く予定です。
2. 八女茶を飲めるカフェスペース
福岡県立八女農業高等学校の学生が、減農薬にこだわり栽培し、製造までを一貫して行った一番茶をコミュニティ通貨「まちのコイン」で飲むことができます。
3. 地域の魅力ある「八女人」を紹介するコーナー
毎月、八女の顔となる人を「八女人」として選定し、その人が薦める本を1冊紹介するコーナーを設けます。お薦めの理由やその人の自己紹介をパネルで紹介し、地域の魅力ある人を発信していきます。
4. 八女杉を使用した本棚や建物
古いバス停を取り壊した跡地に建てるため、奥行きが限られているものの、天井高は4メートル以上を超え、開放感のある建物になります。構造躯体の柱や内装におけるキッチンカウンター、本棚などの造作家具には、地元の木「八女杉」を使用します。
つながるバス停の概要
場所:福岡県八女市本村379番1
営業日:土日祝除く平日のみ
営業時間:7時00分〜19時00分