(目的)

第1条　この告示は、体力は低下しているが、介護保険制度によるデイサービスを受けるにはいたらない在宅の高齢者に対して、通所の方法により各種サービスを提供することにより、高齢者の社会的孤立感の解消や自立生活の助長及び生きがい対策等、在宅高齢者の福祉の増進を図ることを目的とする。

(事業の実施)

第2条　前条の目的を達成するため、八女市生きがいデイサービス事業(以下「事業」という。)を実施する。

(事業の委託及び実施場所)

第3条　この事業は、市長が適当と認める社会福祉法人又は民間事業者に委託(事業の利用の決定及び提供するサービスの内容の決定に係る部分を除く。)して行うものとする。

(事業の対象者)

第4条　この事業の対象者は、市内に住所を有するおおむね65歳以上の高齢者で介護保険制度の適用を受けない虚弱又は閉じこもりがちなものとする。

(事業の内容)

第5条　この事業の内容は、次に掲げるとおりとする。

(利用の申請)

第6条　この事業の利用希望者(以下「申請者」という。)は、八女市生きがいデイサービス事業利用申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)に市長が必要と認める次のいずれかの書類を添えて、市長に申請するものとする。

(利用の決定及び登録)

第7条　市長は、前条の規定に基づき申請書の提出があったときは、その内容を審査のうえ利用の可否を決定し、八女市生きがいデイサービス事業利用決定(承認・却下)通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとする。

(事業所の長への通知)

第8条　市長は、前条の規定に基づき利用者を台帳に登録したときは、八女市生きがいデイサービス事業利用者登録通知書(様式第4号)により、事業所の長に通知するものとする。

(届出義務)

第9条　利用者は、次の各号のいずれかに該当するときは、速やかに八女市生きがいデイサービス事業利用変更届(様式第5号。以下「変更届」という。)により、市長に届け出なければならない。

(登録の取消)

第10条　市長は、利用者が次のいずれかに該当するときは、登録を取り消すことができる。

(事業の実施)

第11条　事業の実施日は、事業所ごとに定められた休業日以外の日とする。

(利用回数)

第12条　この事業により利用できる回数は、当該年度における予算の範囲内で市長が別に定める。

(利用者負担)

第13条　この事業の運営に関する経費のうち、食材料費等は利用者の負担とする。この場合において、利用者の負担額は、市長と当該事業所の長が協議のうえ定めるものとする。

(補則)

第14条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。