八女市住民の健康寿命延伸を目的としたコホート研究事業

一人でも多くの人が、住み慣れた地域で、健康で幸せに暮らせる八女市を目指して、九州大学大学院医学研究院と連携、医療・介護・福祉分野での共同研究に取り組み、健康上の課題を明らかにしていきます。

「健康寿命」とは、平均寿命のうち健康で元気に暮らせる期間のことをいいます。
近年、医療の進歩や生活環境の改善により、平均寿命は延びています。しかし生活習慣病などにより、健康な状態で暮らせない人が増える傾向があります。
市では、九州大学と連携して「住民の健康寿命延伸を目的としたコホート研究」に取り組みます。
「コホート研究」は「前向き研究」ともいい、多くの市民の方々を対象に、長期間にわたって、その人々の健康状態と、生活習慣や環境の状態など様々な要因との関係を調査する研究のことです。
調査方法は、市の各課が持つ医療や介護、健診、福祉などの情報を集約し、個人が特定できないように加工したデータを分析し、市民の健康上の課題を明らかにしていきます。

【研究により見えてくる健康上の課題とデータの活用】

この研究に取り組むことにより、今後、市が取り組む介護保険、高齢者保健福祉などに関わるさまざまな事業について、より効果的なものを検討・実施することができます。 主なデータ活用の例としては、次のようなものがあります。
1.「患者数」「医療費」「生活習慣病発症有無」の比較
この研究に同じように取り組んでいる他の自治体と、症状別の患者数の割合や医療費などを比較し、そのような状況が発生した原因を見出していきます。
2.生活習慣病にかかる可能性が高い(ハイリスク)住民の検討
国民保険や後期高齢医療の医療データを用いて、生活習慣病の発症に関連する要因を明らかにし、生活習慣病の発生リスクの予測モデルを開発します。
また、関連する様々な要因を分析することにより、生活習慣病の発症確率を予測することができます。
3.介護予防事業の効果の検討

介護予防事業が要介護認定にどのように効果を及ぼしているかが見えてき
ますので、その結果を受けて、今後の介護予防事業をどうやっていくかを検討する材料にします。
また、関連する様々な要因を分析することにより、要介護認定の発症確率を予測することができます。

他にも、この研究により判明するさまざまなデータを活用しながら、市民の皆さんへ健康支援を行っていき、人生百年時代を見すえた健康づくり、疾病・介護予防を推進していきます。

●問い合わせ

介護長寿課地域包括支援係(電話23・1203)


福祉課生活支援係(電話23・1350)

介護予防教室風景