蚊やダニ媒介の感染症に注意しましょう

気温が高くなる夏には肌の露出が増え、病原体を媒介する蚊やダニに刺されたり咬まれたりすることが予想されます。虫よけ剤の使用や肌の露出が少ない服装で予防しましょう。

デング熱とはどんな病気?

デング熱は、デングウイルスに感染することによって発症する感染症で、ヤブカ属のネッタイシマカやヒトスジシマカによってウイルスが媒介されます。
デングウイルスに感染してからデング熱が発症するまでの潜伏期間は2~14日。ウイルスに感染してもデング熱を発症しない人もいますが、発症した場合には、38度以上の高熱や頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が現れます。また、体に赤い小さな発疹が出ることもあります。

デング熱には現在のところ直接に効く治療薬はありませんが、発熱や痛みなど個々の症状を抑える適切な対症療法を受ければ、ほとんどの場合、1週間程度で回復します。
しかし、重症化して歯ぐきからの出血や血便、血尿などの出血症状を伴う重症デングウイルス感染症、いわゆるデング出血熱と呼ばれる状態になると、命にかかわることがあります。

どのように感染するの?

デングウイルスは、デングウイルスに感染した蚊に刺されることによって感染します。デング熱を発症した人が蚊に刺されると、その蚊にウイルスが移り、その蚊がほかの非感染者の血を吸う際に吸われた人の体内にウイルスが移ることによって感染が広がっていきます。人から人へ直接感染することはありません。

デング熱を防ぐには?

現在、デング熱には、国内で利用可能なワクチンや治療薬はなく、治療法は対症療法が主となります。そのため、デングウイルスの感染を防ぐためには、媒介するヒトスジシマカに刺されないこと、また、ヒトスジシマカの発生を防ぐことが重要な対策となります。

<蚊に刺されない>

  • 肌を露出しない長袖、長ズボンを着用する
  • 素足でのサンダル履きを避ける
  • 白など薄い色のシャツやズボンを選ぶ(蚊は色の濃いものに近づく傾向がある)
  • 露出する部分には虫除けスプレーなどを使い、蚊を寄せ付けないようにする
  • 蚊取り線香などを使って蚊を近づけない

<蚊の発生を抑える>

ヒトスジシマカの成虫は雑木林や竹林などに生息し、日中(日の出から日の入り時間まで)に活発に活動します。

屋外に置かれた植木鉢の受け皿や空き缶、ペットボトルなどに溜まった水に産卵します。孵化(ふか)した幼虫はそこで成長します。

こうした生態から、家の周囲を点検して不要な水たまりをなくすことが、ヒトスジシマカの発生を抑え、デング熱の発生を防ぐことにつながります。

「この熱、デング熱かも?」と感じたら

  • 発熱や頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が現れたときには、早めに医療機関で受診しましょう。
  • 熱を下げるために解熱剤を使うことがありますが、その成分によっては、デング熱の重症化を促すことがあります。症状が出る数日前にヤブ蚊に刺されたなど、デングウイルスに感染した可能性がある場合は、自己判断で解熱剤を服用したりせずに、医療機関を受診してください。
  • 医療機関を受診するときは、蚊に刺されたかどうか、刺された場合はいつどこで刺されたかなどについても伝えてください。

マダニ媒介脳炎について

ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに咬まれることにより感染する疾患です。

ダニ媒介脳炎は発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が出現し、髄膜脳炎に進展し死に至ることがあります。

感染経路

多くの場合、ウイルスや細菌を保有しているマダニに咬まれることにより感染します。

しかし、すべてのマダニがウイルスや細菌を保有しているわけではありません。

感染を予防するためには

マダニに咬まれないようにすることが重要です。

特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。

  • 肌の露出を少なくする
  • 虫よけ剤を使用する
  • 帽子・手袋を着用し、首にタオルを巻く
  • シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる

マダニに咬まれたら

  • 吸血中のマダニを見つけた場合は、無理に引き抜こうとせず医療機関で処置をしてもらいましょう。(無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ることがあります。)
  • マダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

ダニ・蚊の襲来に備えよ(PDF:5.7MB)

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