小野神社

嘉暦2年(1327年) 小野四郎三郎頼時 母 比佐尼 如心 創健

はじめ、小野内宮大権現宝栄山宝勝山と称しましたが、神仏分離の政令によって、小野神社と改められました。

小野頼時の父、大進頼承は、弘安の役(1281年)で大功をたて、鎌倉幕府に重用されましたが、霜月騒動のため失脚し、頼時は、母如心と共に鎌倉を追われ、西国に落ちて行きました。

途中、暴風にあって危険にさらされましたが、その時、箱根権現の加護でたすかりました。

永仁元年(1293年)父、頼承が無実であることが判明し、その功績に対して、小野の庄の地頭職が与えられました。

頼時は小野の地に居を定め、箱根権現を観請し、一族の守護と繁栄を祈願しました。それが小野神社の始まりと言われています。

(写真)小野神社

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