定例記者会見の内容(令和2年10月)

令和2年10月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 令和2年9月24日(木曜日)13:30~
  • 会場 八女市役所205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

報道機関の皆様には、日頃から八女市の情報発信にご協力頂いておりますことに厚くお礼申し上げます。また本日は大変お忙しい中に、定例記者会見にご出席いただき、心より感謝申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、7月から8月にかけて感染者が急増しておりましたが、現在のところ国内においては新規感染者はゆるやかに減少しつつあると認識しております。八女市ではこれまでに5名の陽性者が確認されていますが、感染者数、また人口当たりの感染者数は、県内自治体の中でも非常に少ないレベルで推移しております。これも市民の皆さまが日々感染防止対策にご協力、ご努力いただいている賜物であると心から感謝しています。今後、秋冬に向けては並行してインフルエンザ流行の備えも必要となりますので、引き続きのご協力をよろしくお願いしたいと考えております。

9月定例議会では「第4弾」となる新型コロナ緊急支援策予算をご承認いただきました。「第1弾」からの総額は、市独自施策分約12億6600万円、国県補助事業分約69億6千万円の事業規模となりますが、これに止まることなく引き続き厳しい状況におかれている事業者や市民の皆さまに寄り添う施策を実施してまいります。

コロナの感染拡大は、経済活動にストップをかけ、企業、事業所の経営を直撃するとともに、そこで従事する人々の雇用や所得にも大きな影響を及ぼしています。
八女市でもこれまで多くのイベント、会合等を中止・延期し、自粛してまいりましたが、国がイベント開催に関する制限を段階的に緩和する中で、今後は感染防止の徹底を前提に、少しずつ慎重にそのブレーキを緩め、さらに経済が活性化する方向への転換を図りたいと考えています。

市民の皆さまと共に知恵を絞りながら、感染防止と社会経済活動の両立に向けた取り組みを進めてまいります。

さて、今年は大雨や台風等、気象災害が続いておりますが、9月は立て続けに9号、10号と大型で非常に強い勢力の台風に見舞われました。多くの市民が避難所等に避難されたところでございますが、八女市では想定より被害も少なく、ひとまず安堵しているところでございます。

10月に向け引き続き台風シーズンが続きますが、万全の備えをして対応してまいりたいと考えております。

コロナ、災害と、厳しい課題の対応が続いておりますが、八女市にとって明るい話題を一つご紹介いたします。

今年の全国茶品評会、玉露の部において、八女市の城昌史(じょう まさふみ)さんが、農林水産大臣賞を獲得されました。この部門の八女市生産者の日本一は7年連続で、1位から20位までも八女市の生産者が独占したとのことでございます。その他にも玉露産地賞は20年連続、かぶせ茶の部においても初めて産地賞を獲得しております。

お茶については、価格低迷など生産者にとって厳しい状況が続いておりますが、市としましても機械導入等の生産基盤やPR活動への支援を続けながら、今後の八女茶の振興を図っていきたいと考えております。

 

10月記者会見の様子

2.報告事項

(1)第74回全国茶品評会にて玉露の部1位を獲得

(2)令和2年7月豪雨被災地・大牟田市への支援事業

(3)八女市合併10周年記念事業・八女市岩戸山歴史文化交流館「いわいの郷」開館5周年記念事業

(4)八女市イベント情報(10月)

3.質疑応答

質問)質問)イベント開催に関する制限を今後は感染防止の徹底を前提に、少しずつ慎重にそのブレーキを緩めていきたいとのことだが、基準は設けてあるのか。
回答) 国も県もコロナ対策と経済対策を並行して力を入れ始めている。地域の集落の伝統的な行事等もコロナ対策をきちんとやっていくなら開催を考えてもいいのではとの考え方。新型コロナウイルス対策係である健康推進課が区長会で、国や県の情報等を随時お知らせしている。新型コロナウイルス感染症対策第4弾でも行政区に対するコロナウイルス感染症対策の支援金を設けている。それを活用して感染症対策をして行事を行ってほしい。

質問)八女茶が圧倒的な評価を得ているのは、どのような理由からか。
回答) まずは、お茶に対する気候や環境、土壌が優れている。そして一番大事なことは、生産者の皆さんが日々研究をし、長い間努力をして八女茶を作っていること。いろいろな要素が集まって今日の発展があると思っている。

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