定例記者会見の内容(令和2年6月)

令和2年6月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 6月1日(月曜日)午前10時30分~
  • 会場 おりなす八女 はちひめホール
  • 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

報道各社の皆さまには、八女市の情報発信等、日頃からご協力いただいておりますことに厚くお礼申し上げます。また、先日は大変お忙しい中に臨時記者会見にご出席いただき誠にありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症が、私たちの社会にさまざまな影響を及ぼしているところですが、国は、5月25日、緊急事態宣言を全面解除いたしました。宣言は解除されましたが、県内でも一部の地域で感染の再拡大が見られるなど、第二波、第三波も想定されるところであり、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いなど、感染拡大を予防するための「新しい生活様式」を実践しながら、今後しっかりと対策を講じていく必要があると考えております。

緊急事態措置がとられていた間に、経済と暮らしに容易には回復できない負の影響が広がっているところでございますが、感染防止とあわせて社会経済活動を回復していくことが重要だと考えております。そのためにも、先日の臨時記者会見で報告させて頂いた緊急支援策につきましては、6月定例議会に補正予算を提案し取り組みを進めてまいる予定でございます。


また、国の施策である一人当たり10万円を給付する「特別定額給付金」についても、一日でも早く市民の皆様にお届けしたいとの思いから、八女市では事務処理の効率化、他部署からの職員動員等により、5月28日時点で給付対象世帯の81%に支払いが完了したところでございます。これら国県の施策とあわせて、八女市独自の第1弾、第2弾の緊急支援策にも引き続きスピード感を持って取り組んでいきたいと考えております。

また、新型コロナウイルスの終息の見通しが不透明な中で、生活や経済への不安が払拭されない状況を踏まえ、本市発展の礎となる市役所新庁舎の建設につきましては、基本的な計画は引き続き進めてまいりますが、建設工事の着手につきましては、今後のコロナウイルス感染症の状況、経済情勢を勘案し検討したいと考えております。

先日の臨時記者会見の際にも少し触れましたが、5月26日に中国の蘇州市呉中区から6万枚のマスクが届きました。八女茶発祥の縁でつながる呉中区と、今回この困難を乗り越えるために共に助けあえたことで、今後更に絆が深まり交流の輪が広がるのではないかと期待しているところでございます。

さて、いよいよ梅雨入りを間近に控えてまいりましたが、5月25日に「八女市災害対策会議」を開催いたしました。八女消防本部をはじめ防災関係者にご出席いただき、防災面の課題等について情報の共有化を図り、相互協力体制について確認したところでございます。今後は、避難所での三密回避のため、開設できる避難所を倍増するなど、コロナ対策に配慮した取り組みを進め災害に備えていきたいと考えているところであります。

6月定例市議会が6月3日から12日までの会期で行われます。今回の議案は、報告事項3件、議案11件です。十分議会の審議をいただき市政運営にあたってまいります。

記者会見の様子

2.報告事項

(1)令和2年第3回(6月)八女市議会定例会

(2)中華人民共和国江蘇省蘇州市呉中区との交流の経緯

(3)八女市イベント情報(6月)

2.質疑応答

質問)議会の日程短縮はこれまでもあったのか。
回答) 今回の補正予算については、新型コロナウイルス感染症対策関連予算のため即決である。このような対応については、定例会では異例の対応である。

質問)八女福島の燈籠人形本公演の中止は戦後初めてか。
回答) 自然災害の影響で1回中止したことはあるが、感染症のために本公演を中止したことは今回が初めて。


 

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