臨時記者会見の内容(令和2年4月20日)

令和2年4月の臨時記者会見の内容を報告します。

  • 日時 4月20日(月曜日)午後2時~
  • 会場205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長

1.市長報告

新型コロナウイルス感染症に対する八女市独自の支援策について

本日は、大変お忙しい中、報道機関の皆さまにお集まりいただき、心より感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症で多くの尊い命を失うこととなりました。亡くなられた方々へのご冥福をお祈りいたします。医療機関、関係機関の日々のご尽力に対し、お礼を申し上げるとともに、我々も全力で取り組んでいきます。これより、新型コロナウイルス感染症に対する八女市独自の支援策についてご報告させていただきます。

 

まず、1点目は、八女市内の事業所に対する支援策についてです。八女市では、この度、「八女市新型コロナウイルス感染症対策事業所応援金、通称:がんばるバイ八女応援金」を創設します。

 

この応援金は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける市内事業所の活性化・支援を目的として、応援金を交付するもので、対象は八女市内の約3500の事業所で、1事業所当たり一律10万円を交付するものであります。

 

事業所の要件としては、八女市内に事業所を有する法人事業者及び個人事業者で、規模については、売上高、資本金、従業員数等は問わないことにしております。

また、業歴については、令和2年4月1日時点で、営業許可等を得ているもので、事業開始から1年未満の新規創業者も対象としております。

事業所の実態については、営業実態及び営業継続意思のある事業者に限ることとしております。あわせて、この応援金は、国、県、他市町村からの類似の給付金受給を妨げないものとしております。なお、この応援金の予算につきましては、3億5千万円を見込んでいます。

 

次に、2点目。「感染対策用衛生用品の配布」についてご説明いたします。

この配布については、マスク、消毒液などの感染防止用品が、慢性的な不足により困窮している施設等に、八女市の備蓄用品を配布するものです。

配布対象については、介護施設・福祉施設・小中学校にマスクを3万枚、また、市内23の小中学校に、それぞれ消毒液18リットルを配布するものです。

 

そして、3点目。「感染症対策衛生用品購入」についてご説明します。

これについては、今後の感染防止のため、避難所備蓄用、保育所用のマスク、消毒用アルコール、防護服、体温計等を購入するものです。

購入対象としては、マスクを、今後の災害に備えた避難所の備蓄用として7万5千枚、保育所等配布用として10万枚、感染防止用備蓄用として17万枚を計画しています。また、防護服100着、消毒液2,400リットルなどの購入を予定しております。この予算としては、2,500万円を見込んでおります。

 

4点目は、「新型コロナ対策係(仮称)の設置」についてです。

感染症対策の体制整備としまして、5月1日付けで、健康福祉部健康推進課内に新型コロナ対策係(仮称)を設置します。現在、各部からの応援職員6名を集め、市民からの問い合わせ対応や情報収集を行っておりますが、これらを係の業務として位置付けるものです。引き続き、問い合わせ対応や情報収集が主な業務となりますが、あわせて新型コロナウイルス感染症対策本部の事務局機能を持たせ、感染症対策、経済対策の総合調整も担うこととします。また、今後予定される生活支援臨時交付金や、八女市独自の支援制度などの事務を迅速に進めるため、別途、体制を整備する予定です。

 

以上、ご説明しました支援策については議会に説明し理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。

 

八女市においては感染者の発生の有無にかかわらず、感染防止対策や市民、事業所に対する支援に向け、関係機関と連携を図りながら、万全を期してまいりたいと考えております。

 

市民の皆さまには、密閉・密集・密接の回避、こまめな手洗いを行っていただくとともに、生活習慣を整え、免疫機能を高めるようご協力をよろしくお願いします。

臨時記者会見の様子

2.質疑応答

質問)八女市新型コロナウイルス感染症対策事業所応援金について、市独自の一律補助は県内で初めてか。
回答) 県内では初めての取り組みと確認している。
質問)事業者に対する支援策の申請方法は。
回答) 申請方式は、基本的には郵送で行う。受領後できるだけ迅速な対応を行いたい。
 


 

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