定例記者会見の内容（令和2年4月）

令和2年4月の定例記者会見の内容を報告します。

• 日時 4月6日（月曜日）午後1時30分～
• 会場 205会議室
• 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長等

1．市長あいさつ

報道各社の皆様には、八女市の情報発信等、日頃のご協力に際し、厚くお礼申し上げます。
桜の花もこの週末には満開となりました。
今日は矢部村の義務教育学校矢部清流学園の開校式でした。本市では八女市教育の重点事項を、「地域に信頼される学校」、「八女市を愛し、ふるさとに誇りを持つ子どもたち」の育成に設定して、確かな学力のつく学校、秩序ある学校の充実を目指しています。本日開校した矢部清流学園は、これまでの小中学校の枠ではなく、まったく新しい義務教育学校です。特色あふれる学校の充実に向け、教育委員会とともに最大限の行政としての支援をしていきたいと考えています。

ご承知の通り、コロナウイルス感染症の感染拡大により、市や地域主催のイベント、また集会等については、開催を中止、延期いたしているところでございます。
この感染拡大は、世界的な問題であり、国内はもとより、県内においても感染症の発生が増加しています。近隣でも感染者が確認されたところでございます。

このような中、八女市では、「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、対応策を協議するとともに、公立八女総合病院、医師会、歯科医師会、薬剤師会、福祉施設等へのマスクの提供や、市内の小・中・義務教育学校に消毒液を配布するなど、各分野で対応を進めているところです。

感染拡大を防ぐには、市民一人一人の感染症対策が大変重要であり、FM八女やホームページ、広報紙などを活用し、周知啓発を行いながら、今後も市民の生命を守るための取り組みを推進してまいります。

あわせまして、消費の落ち込みや、雇用環境の悪化など、経済に与える影響も深刻な状態であると考えています。市内商工事業者への融資や資金繰り等に関する相談、支援についても、国県の施策を活用しながら迅速に対応していきたいと考えております。

さて、いよいよ新年度になりましたが、令和2年度予算も議会の承認をいただき、約383億円の予算を市民と協働で推進していきます。本年度は、「第4次八女市総合計画」また「八女市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の最終年度に当たることから、目標として掲げた指標の進捗状況をしっかりと検証しながら、より具体的な成果を市民の皆様にお示しできるよう、これまでの取り組みをさらに強化してまいりたいと考えております。

2．報告事項

なお、イベントは中止や延期となる場合がありますので、お出かけになる前に主催者等にご確認ください。

3.質疑応答

質問）休校措置はどのような経緯で決定したのか
回答） 当初4月6日に始業をするということで進めていたが、急きょ安部首相が緊急事態宣言の意向を固めたということと、近隣の柳川市でも罹患者が出たということ、近隣市町の対応も勘案に入れて4月7日、4月8日の入学式まで行い、5月6日まで臨時休校することになった。

質問）市内の学校数と児童生徒の数を教えてほしい
回答） 小学校13校、中学校8校、義務教育学校2校。小学生は3068人、中学生は1337人（義務教育学校含む）

質問）休校による子どもたちの学習等の工夫や、夏休みの短縮はあるのか。
回答） 学習の工夫等は各学校で状況に応じて工夫しながらすることになる。夏休み等の短縮はこれから検討をする。

4.次回予定

・日時 4月28日（火曜日）午後1時30分～
・会場 205会議室