定例記者会見の内容(平成31年1月)

平成31年1月の定例記者会見の内容を報告します。
・日時 1月10日(木曜日) 13時30分~
・会場 205会議室
・八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、関係課長

1.市長あいさつ

新年明けましておめでとうございます。報道各社の皆様方におかれましては、
日頃より市政発展のため情報発信にご協力を賜わり、厚くお礼申しあげます。

まずは、私事ですが、病気療養復帰から一年ほど経ちますが、市民の皆さま、また関係機関の皆さまのご理解とご協力によりお陰様でずいぶん体調も安定しております。改めて御礼申し上げます。皆様からいただいた声を胸に、八女市の発展のため、しっかりと市政運営に取り組んでまいりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、これから全国的にもインフルエンザが流行する季節となってきますので、皆様におかれましても体調管理にはくれぐれもお気をつけていただきますようよろしくお願いいたします。

さて、昨年を振り返りますと、様々な課題に対し挑戦させていただきほぼ順調に事業の運営ができたと思っています。

昨年7月に矢部村にオープンした山村滞在施設「奥八女別邸やべのもり」は予約がいっぱいで、新しい観光スポットとして市内外の皆さん方に喜んで利用してもらっています。

また、12月には平成6年から進めてきた、合瀬耳納トンネルが開通しました。20年にわたって、地元の星野村・浮羽町の皆さん方の長い間のご苦労が実ったものです。平成24年7月の九州北部豪雨災害の折に星野村は甚大な被害を受けました。このときにこの道路が使えず、食料品や医薬品のスムーズな搬入が出来なかったことが、今でも念頭に残っています。
このトンネル開通により車の利便性の向上、災害対応や厳冬期の交通の安全性はもちろんですが、うきは市との交流が更に深まるのではないかと期待しているところであります。そういう面で今後もうきは市と切磋琢磨しながら魅力的な地域づくりにつながるように事業の展開を測っていくことが平成31年度の課題になってくると考えています。

平成31年も、市政運営の総合的な推進のための基本方針である「第4次八女市総合計画・後期基本計画」の諸施策を確実に実施しながら「八女市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の様々な事業を更に推進してまいります。
社会的な少子高齢化等の影響もあり、徐々に人口の減少が加速している状況の中、八女市におきましても安心して住みよいまちづくりを実現できるよう様々な取り組みを行ってまいります。現在人口減少していますが世帯数は増えている現状です。人口減少に歯止めをかける意味でも、世帯数の増加を考えていかなければならないと思っています。

先日6日には、消防出初式が開催されました。ご承知のとおり、近年の異常気象の影響により、昨年も日本各地で自然災害が発生し、特に7月には、西日本地域を中心に未曾有の豪雨災害に見舞われました。このような災害に備え、危機管理体制の更なる充実を図ることが大切であり、万が一の災害発生時には、地域の皆様、そして消防団の皆様と一丸となって、消火活動、水防活動、避難誘導などに対応して行かなければならないと考えております。
先日には熊本県和水町を震源地とする震度6弱の地震が発生しました。和水町とは県道八女玉名線の峠のトンネル事業の関係で期成会を作り交流を深めています。先日、和水町長と電話で話しましたが、「被害がないように見受けられますが、約60件の被害が発生している」とのことです。また、大阪北部地震に関して、近日中に中園副市長を高槻市にお見舞い訪問するよう予定しています。筑紫の君磐井と継体大王の交流を、現代に蘇らせて歴史に残るものに築き上げ、次の世代に引き継いでいく努力をしていきたいと思っています。
被災地支援に関しましても、朝倉市・東峰村の被害は甚大で、被災者の皆さんは大変なご苦労があると思います。亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げます。
現在、保健師を1人東広島市に派遣しています。職員派遣や義援金など、あらゆる面で、私たちが先の水害で支援いただいた行為に対しての恩返しを被災地にしていかなければならないと思っています。

平成31年、八女市もさまざまな課題を抱えながら、次の世代に少しでも良い、恵みの多い八女市を残していきたい、その基盤作りのために職員上げて、力を合わせて取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いします。

 

八女市長

2.報告事項

(1)第65回八女市成人式

日時 平成31年1月13日(日曜日)10時開場10時30分式典開始

(2)イベント等について

3.質疑応答

1)新聞掲載の住民訴訟について

(市長・人事課長)訴状も届いていない状況で、事実関係などの内容も分からないため、現時点でコメントすることはありません。

(2)市指定文化財の「子負いの女性石人」について

(文化振興課長)主な経過については、2019年1月9日(水曜日)の西日本新聞記事のとおりです。発見されたのが、具体的な発掘調査に基づいたものではなく、経緯などついて不明な部分もあります。しかし筑紫の君磐井が築いた石人文化を代表・継承するような石人であることや、これまで見つかった石人の多くが武人姿の武装石人で、子負いの女性石人は珍しく、平和な時代を象徴するような石人でもありますので、市指定文化財に指定しました。今後、県や国の指定されることも期待されます。

4.次回予定

・日時1月28日(月曜日)13時30分~

・会場 205会議室

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