定例記者会見の内容(平成28年5月)

5月定例記者会見の内容
4月28日(木曜日)13時30分~ 八女市役所
市長、副市長、教育長、関係部課長、各報道機関

市長あいさつ

新緑が益々輝きを増し、1年で1番心潤う季節となりました。報道各社の皆さんにはいろんな面でご協力いただき厚くお礼申しあげます。


熊本県や大分県を中心に4月14日から続く「熊本地震」は、最大震度7を記録するなど、九州各地に甚大な被害を及ぼしました。この地震で犠牲となられた方々に対し心からご冥福をお祈りするとともに、今も避難所等での生活を余儀なくされている多くの被災者の皆さんが、一日も早く平穏な日常を取り戻されることを心から願っています。八女市でも16日に震度5弱の非常に大きな揺れを記録しました。市では災害警戒本部設置後、6か所に自主避難所を開設し、市民の安全を確保するとともに、被害の調査にあたりました。人命に関わる被害等はありませんでしたが、崖崩れ、落石により矢部地区の国道442号等に通行止め箇所が発生しました。私も小川県知事と現地視察し、1日も早い復旧をお願い致しました。これらについては、国・県に迅速な対応をいただき、25日の午前7時より片側通行を開始しました。今後も関係機関の協力を得ながら早期の完全復旧に向けて努力してまいります。

 

今回の震災は長期化が予想され、八女市としても被災地に対する様々な形での継続的な支援を行っていきます。地震発生以降、八女市ではいち早く募金活動、支援物資の収集・搬送に取り組みました。支援物資については、各種団体やボランティアの皆さんと連携し、これまでに熊本市、菊池市、日本で最も美しい村連合の取組みとして、南小国町、高森町などに送り届けています。


人的支援の面では、22日から28日にかけて職員6名を熊本県益城町に派遣し、避難所の運営支援を行っています。私も24日に益城町災害対策本部を訪問し、西村町長から被災の状況をお聞きするとともに、八女市も全力で支援してまいる所存であることをお伝えしました。

 

その他にも市営住宅への一時入居等による住宅支援、入浴施設の無料開放、小中学校への受け入れ、ごみ・し尿処理の協力等、これから被災地の状況を見極めながら支援を行ってまいります。


八女市は平成24年の九州北部豪雨で被災した際に全国から多大なる支援をいただきました。そのご恩返しの意味でも、この時こそ私たちが全力で被災された方々を支援しなければなりません。復旧支援については、長期的な視点で支援の輪を広げながら、市民の皆さんと一体となって取り組んでまいる所存です。
先月から八女東部を中心に開催しております、「八女黒木大藤まつり」、「星野のシャクナゲまつり」、では天候に恵まれ例年より開花が早く、満開を迎えています。大藤まつりでは今日現在で約3万5千人の観光客にきていただいています。昨年の同時期に比べますと1/3程度ということで寂しいところですが、これから大型連休が始まりますので、八女東部を中心にたくさんの観光客で賑わうものと期待しています。


また、今年も八女茶の新茶祈願祭が各地で開催され、18日には初入札が行われました。生産者の日頃の努力により、今年も質の高い新茶を消費者にご提供できるものと期待しています。

 

 

記者会見の様子

2 報告事項

(2)健康づくりフェスタ

(3)八女市チャレンジデー2016の取り組みについて

(4)「日本で最も美しい村」連合定期総会・戦略会議2016

(5)イベント等・その他について

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