夏の終わりに思う(令和2年8月25日更新)

皆さんこんにちは、八女市長の三田村です。

今年の夏は豪雨やコロナ禍など、かつてない困難な状況・新たな脅威と戦う日々であり、それは現在も続いています。

児童生徒の皆さんにとっては、コロナによる休校の影響で、短い夏休みとなりました。しかし、学校関係者や保護者の皆さんも一丸になって、授業の遅れを取り戻す努力が続けられていることに感謝申し上げます。

八女市は7月の豪雨で甚大な被害を受けましたが、幸いにも人的被害はありませんでした。65歳以上の人口が3割を超える当市では、人と人との絆、地域の助け合いが、災害のときにいかに大事かと感じた次第です。絆を大切に育む地域の皆さまにも改めて感謝申し上げます。

さて、8月6日の八女市平和祈念式典は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために規模を縮小しての開催でしたが、式の重要さは変わることなく、心に残る式典となりました。未来を担う子どもたちの代表として、星野小学校から川さき(さきは立つ崎)さん、星野中学校から末さき(さきは立つ埼)さんが力強い平和へのメッセージを読み上げ、原爆の火を前に核兵器の廃絶と世界恒久平和をみんなで心から祈念いたしました。

また、八女民俗資料館にて開催いたしました八女市平和事業戦時資料展も大変な反響で、大勢の皆さまにご来館いただきました。アンケートを読ませていただきますと、八女にB29が墜落したことを初めて知った方も多くおられたようでした。平和の尊さとともに、戦争の悲惨さを伝え継ぐことの大切さを感じた8月となりました。

9月になってもしばらくは暑い日々が続くと思われますので、感染症予防対策とともに熱中症などにも用心し、健康にお過ごしください。

8月の平和記念式典での市長あいさつの様子

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