子ども議会(平成29年2月10日更新）

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

まだまだ寒い日が続きますが、市内各所で梅の花が咲き始め、日ごとに春めいてきたことを感じています。今週は、福島地区で「雛の里・八女ぼんぼりまつり」、来週は、立花町谷川梅林で「夢たちばな観梅会」と、春の訪れを告げるイベントが開幕します。みなさんご家族、ご友人をお誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください。

さて、先日八女市こども議会を開催しました。今年で7回目となったこの事業は、将来の有権者である子どもたちが民主主義の基本である議会の場を体験することで、日々の暮らしと行政との関わりを学習し、自分の意見をはっきりと述べることができる子どもの育成を図ることを目的としています。

当日は、立花庁舎の議場において、まさに本番さながらの雰囲気で議事が進みました。今年も各小学校を代表する15人の『こども議員』から多岐にわたるテーマの質問を受けました。安心安全なまちづくり、高齢者が活躍する地域づくり、空き家対策、人口減少、農業や伝統工芸等の産業振興、効果的な観光情報の発信など、いずれも本市における重要な課題を捉えた内容でした。真剣な眼差しで問いかけてくる姿に、答弁する私たちも子どもたちの要望、疑問に誠実に向き合い、八女市としての考え方を答弁させていただきました。

今回の子ども議会では、児童のみなさんが、自分たちの住むまちを見つめ、現在そして将来に向けての課題とその解決策についてしっかりと考えていることを感じました。このような経験を通して、八女市の子どもたちが、自分と地域の未来を、自らの力で切り拓こうとする高い志とチャレンジ精神を持つ人に成長して欲しいと願っています。