「民生委員児童委員委嘱状伝達式」(2016年12月5日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

早いもので今年も残すところあと一月足らずとなりました。これからますます寒さが厳しくなり、インフルエンザ等の流行も考えられます。体調管理には十分お気をつけください。

12月1日に「八女市民生委員児童委員感謝状・委嘱状伝達式」を行いました。3年に一度の一斉改選に伴うもので、当日は退任された方々に感謝状を、また厚生労働大臣から委嘱を受けられた再任者84名、新任者119名に委嘱状を伝達させていただきました。退任されたみなさんのこれまでの活動に心から感謝申し上げるとともに、今回お引き受けいただいたみなさんにはこれから3年間、地域住民の身近な相談相手として、さまざまな行政・福祉サービスへの橋渡しや、地域福祉の推進役としてご尽力いただきますことを切に願っています。

少子高齢化や社会環境の変化に伴い、私たちを取り巻く地域社会のさまざまな福祉的な課題が浮き彫りとなっています。八女市でもひとり暮らし高齢者世帯数が4274、高齢者のみ世帯数が3190（12月1日現在）と、認知症や介護の問題を含め、高齢者を地域で見守り、支え合う取り組みがさらに求められています。またその他にも子育てに悩む人やしょうがい者、低所得者世帯への支援など、福祉的なニーズを持つ地域住民の生活状況を必要に応じて適切に把握し、行政や関係機関へつないでいただく民生委員児童委員のみなさんの存在はますます重要なものになっていくと考えています。

市では、第4次総合計画の基本理念の一つに『心豊かに、共に支え合い、安心して健やかに暮らせる、優しいまちづくり』と掲げています。一人一人がしっかりと「支え・支えられる」ネットワークを強化し、誰もが住み慣れた地域で共に暮らしていけるよう、今後も民生委員児童委員のみなさんの活動を支援し、さらに連携を深めながら、官民協働で「安心・安全を実感できるまちづくり」を進めていきたいと考えています。