静岡県吉田町との特産品交流(2016年8月16日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

お盆も過ぎましたが、日中はまだまだ暑い日が続いています。先週は普段離れて暮らすお子さんやお孫さんの帰省で、久しぶりにご家族お揃いでの団らんを楽しまれた方も多いのではないでしょうか。昨日は71回目の終戦記念日を迎えました。先祖を祀るお盆の風習が残るこの時期、あらためて故郷や平和の大切さを感じています。

さて、先日は静岡県吉田町と「特産品交流連携に関する協定」の締結式を行いました。吉田町とは、富士山静岡空港の開港を契機に、お互いのイベント時の物産展参加や、行政課題について情報・意見交換する交流フォーラムを定期的に開催するなど、これまで交流・連携を深めてきました。

特に平成24年の九州北部豪雨災害の折には、田村町長自らお見舞いに駆けつけていただき、緊急に職員派遣をしていただきました。そのような経過を経て、昨年7月には、災害時の救援物資の提供や被災者受け入れ、職員派遣などを内容とする「災害時相互応援協定」を締結させていただいたところです。

今回の協定は、両市町の特産品を活用して持続的な交流の発展を目指すもので、主な内容には1.ふるさと納税制度の返礼品にお互いの特産品を加えること2.両市町で開催されるイベントでの特産品販売促進3.お互いの地域資源を活用した特産品を共同開発することなどを盛り込みました。特産品の相互提供は、十分な供給ができるかなどを考慮しながら数点ずつを選び、年末ごろから開始する予定です。

駿河湾と大井川に面した吉田町には、うなぎやしらすなどの海産物があり、八女市にはあまおうや八女茶などの農産物や地酒などがあります。お互いの特産品を補完し合うことで、全国のより多くの方々に両市町の良さを情報発信することができればと考えています。吉田町とは、地勢状況や産業構造などその特徴や環境に様々な違いがありますが、これらの違いを生かしながら今後も一歩踏み込んだ交流を行うことで、地域振興に向けたシナジー(相乗)効果を発揮できるのではないかと期待しています。

吉田町長と三田村市長
協定締結式の様子

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