被災地のごみ処理支援(2016年5月19日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

「熊本地震」発生から一か月が経過しました。5月18日時点で今もなお約1万人が避難生活を余儀なくされている状況であり、地震で「日常」を奪われた被災者の悩みや悲しみを思うと本当に心が痛みます。甚大な被害の状況からこの復旧・復興には長い時を要すると考えています。今後、国をあげて官民一体となった支援活動を続けていくことが必要です。

八女市では、「熊本地震」で発生した災害ごみの処理支援を始めました。被災地では、倒壊家屋のがれき等が大量に発生していますが、処理施設の被災等でこれらの処理が滞っていることが大きな課題となっており、八女市でも支援させていただくことにしました。当面、5月18日から6月中旬にかけて、市職員4人を2班に編成し、市所有の清掃車で、熊本市東区戸島災害ごみ仮置き場から八女西部クリーンセンターまで運搬し、焼却処分します。昨日はその出発式を行い、派遣職員を激励したところです。

被災自治体では、様々な分野でマンパワーが不足しており、一日も早い復興を成し遂げるためには、国や他の地方自治体の連携、協力が必要です。職員の派遣については、既に益城町の避難所運営支援に6名、罹災証明書発行に伴う家屋調査員として菊陽町に4名を派遣していますが、今後も必要とされる分野で、できる限りの復興支援を行ってまいりたいと考えています。

5月18日の出発式の様子
熊本市での搬入の様子

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報室 広報広聴係
〒834-8585 福岡県八女市本町647番地
電話番号:0943-23-1110
ファックス:0943-24-8083

お問い合わせはこちら