消防出初式(2016年1月22日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

先日、上陽町の春の山公園グラウンドで新春恒例の「八女市消防出初式」が行われました。当日は好天に恵まれ、約800名の消防職員、消防団員が参加し、自動車および小型ポンプ操法や小隊訓練、最新の消防資機材による訓練展示など、日ごろの訓練の成果を見せていただきました。また、多数の来賓の方々や子ども連れのご家族など多くの見物客が見守るなかで、厳粛な雰囲気の中にも賑やかな出初式となり、今年の防火、防災への決意を新たにしたところです。

皆さんご承知のとおり、八女市の消防団は、これまで5団により組織されていましたが、昨年4月、県内最大の団員を有する「八女市消防団」として組織を一本化する再編をしていただきました。さらに機能別団員制度を導入するなど、団員確保にも大変なご尽力をいただき、全国一位の団員増により総務大臣表彰を受けられたことは、松延団長をはじめとする消防団ならびに関係者の皆さんの熱意とご努力の賜物だと考えています。

消防団員の皆さんは、それぞれが自分の仕事を持ちながらも、災害発生時に地域住民の安全を第一の使命として献身的に活動をしていただいており、地域に密着したその活動に市民を代表して改めて感謝の意を表するところです。

私たちの生命・財産を一番身近に見守ってくれている消防団。団員一人ひとりの「自分たちのまちは、自分たちで守る」との思いが結集した地域防災を支える磨き抜かれた組織であり、その力は地域にとって欠かすことのできない大きな存在です。これからも消防団が力強く持続的に発展するよう行政としても消防本部や関係機関とさらに連携を深めながら、市民が安心して暮らせる災害のないまちづくりを目指してまいります。