新春のごあいさつ(2016年1月5日更新)

明けましておめでとうございます。八女市長の三田村です。皆さんご家族おそろいで輝かしい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

さて、昨日市役所で仕事始め式を行いました。新しい年を迎え、職員に向けた訓示の内容をこのブログでも少し紹介します。

昨年を振り返ると、様々な事業に取り組み、おかげで大きな成果を得ることができたと思っています。特にこの2〜3年は、「次の世代に今残しておくべきものは何か」ということを皆さんと一緒に考え、計画を練り、それを実現してまいりました。岩戸山歴史文化交流館「いわいの郷」や子育て支援の拠点施設「やめっこ未来館」のオープン、統合した学校利活用への取り組みなどがそれに当たります。歴史、芸術、文化の面でも各種事業に取り組みました。今年の2月には「田崎廣助美術館」のオープンを予定しています。

さらに平成28年は、「第4次八女市総合計画・後期基本計画」、「八女市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を具体化し、事業を推進していく段階に入ります。本市は他の地方都市と同様に人口減少が急速に進んでおり、今後、これまで以上に人口減少に歯止めをかける施策が必要となります。健康寿命の延伸や出生率を高める施策、子育て支援策の推進とあわせて、転入と転出のバランスを均衡させ「社会減」をゼロにすること、企業誘致等の雇用対策、安心して心豊かに暮らせる定住環境の整備にしっかり取り組んでまいります。

今後、厳しい財政状況になることが予想されますが、平成28年度は、次代に向けて八女の活力を生み出していくため、成果が期待できることはもちろん、市民の目線で取り組むべき事業を精査しながらも積極的な予算編成にしていきたいと考えています。今年も「ふるさと八女」の豊かさを後世に引き継ぐ取り組みを、地域の皆さんと一体となって進めていきます。皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。