八女黒木大藤まつり(2015年4月23日更新)

みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。

新緑は日々輝きを増し、野山にも春の花が競うように色とりどりの花を咲かせ始めています。ほおをなでる風もほのかに花の香りを運んでくるいい季節となりました。

さて、今年も「八女黒木大藤まつり」が始まりました。先日、まつりに先立ち、開花祈願のため藤の根元にお神酒を注ぐ神事「藤の花神酒召せの式」が行われました。この行事は、戦火や大火で傷ついた藤の根元に酒の粕を与えたことで樹勢が回復したという故事にちなんで毎年行われているものです。

黒木の大藤は、樹齢620年といわれており、南北朝時代に後征西将軍として九州で北朝方と戦い、矢部村で生涯を終えられた良成親王のお手植えと伝えられています。昭和3年に国の天然記念物に指定された日本を代表する藤のひとつです。

市内には、この大藤をはじめとして南北朝時代の史跡や文化財が数多く存在しています。今後は、これらの地域資源を活かして奈良県吉野町や熊本県菊池市など南朝にゆかりのある都市との交流を深めながら、八女の魅力を市内外に積極的に情報発信していきたいと考えています。

今日現在(4月23日)藤の花は見頃を迎えています。まつりでは、藤の花とともに、八女自慢の食、特産品が並ぶ物産展や新茶の接待など、地域の皆さんが多彩なイベントを企画し、あたたかいおもてなしの心(ホスピタリィ)で皆さまをお迎えします。美しい藤の色彩と香りを感じながら、「八女をまるごと」楽しんでいただきたいと思います。ぜひご家族やお友達とご来場下さい。

 

八女の花開花情報は下記をご覧ください。

藤の花神酒召せの式
市長あいさつ

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