まち・ひと・しごと総合戦略(2015年8月26日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

強い勢力の台風15号が九州を直撃し、猛烈な風と雨をもたらしました。八女市でも、倒木の影響により八女東部地域を中心に、いまだに多くの世帯で停電が続くなど、いたる所でその爪痕を残しています。市も九州電力等の関係機関と連携しながら、これらの復旧作業に迅速に対応し、市民生活に支障がないよう全力で取り組んでいるところです。

さて、人口減少時代を迎え、いかに地域の活力を維持していくか、全国各地で検討がなされています。八女市でも国の「地方創生」の取組みに対応するため、「まち・ひと・しごと創生本部」を設置し、将来の人口動向分析を行いながら、総合戦略を策定しています。策定にあたっては、「産官学金労言（産業界、行政、教育機関、金融機関、労働団体、メディア）」で構成する有識者会議を立ち上げ、各界の意見も取り入れながら作業を進めてきました。今後パブリックコメントで市民の皆さんの意見を頂き、10月下旬には策定を完了する予定です。

市では、これまでも長期総合計画や定住自立圏共生ビジョン等に基づき各種施策に取り組んできましたが、人口減少の流れを止めるのは至難の業です。しかし、この機会を捉え、平成32年度までの6年間、国の交付金を活用し、雇用創出、子育て、定住対策等を中心にさらに積極的に事業を行っていきたいと考えています。

「地方創生」の実現には、市民の参画が必要不可欠です。皆さんの無限の知恵と力をいただきながら、将来を見据えたまちづくりに引き続き全力で邁進していきます。