100歳長寿お祝い訪問(2015年9月29日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

気持ちのいい秋晴れの日が続いています。実った稲穂が風とともにそよぎ、一面に黄金色の波が立つ風景は、まさに秋の訪れを感じさせます。

先日、100歳長寿のお祝い訪問を行いました。今年度、八女市で100歳を迎えられた方が31名で、うち在宅で生活されている8名の皆さんのお宅を訪問し、祝状と敬老祝金を贈呈させていただきました。高齢ながらも皆さん本当にお元気で、本や新聞を読んだり、畑仕事をしたり、なかには昼と夜に焼酎を飲むのが楽しみという女性の方もおられ、話していてとても楽しくなる、私も元気をいただく訪問となりました。

さて、わが国では世界に例を見ない速さで高齢化が進んでいます。本市でも9月1日現在で高齢化率が32.2％に到達し、平成37年度には37.5％となることが見込まれており、今後さらに高齢者支援の取組みが重要になると考えています。

こうしたなか、高齢者が住み慣れた家や地域で、自分らしく日常生活を営むことができるよう、介護、医療、生活支援、介護予防などを充実する「地域包括ケアシステム」の構築が求められています。市では平成27年度からの3か年を計画期間とする「八女市高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」を今年3月に策定し、高齢者福祉、介護保険事業の充実・強化を図っているところです。

この計画の推進にあたっては、行政の努力はもとより、高齢者を地域全体で見守り支え合うため、介護福祉事業者、行政区長、民生委員、地域づくり組織等とのさらなる連携が必要です。

今回の訪問で、家族や地域とのかけがえのない絆の中で、生き生きと暮らしておられる皆さんの姿を見て、本当に感銘を受けました。誰もが住み慣れたこの八女の地で、安心して笑顔で暮らし続けることができるまちづくりに今後も取り組んでいきたいと考えています。