スポーツの可能性(2014年7月4日更新)
みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。
梅雨の季節も後半に入りました。今年は比較的涼しい日が続いていますが、このような年は梅雨明けが遅れるとも聞きますので大雨の恐れが強い梅雨末期に向かって、防災に気を引き締めたいと思います。
さてこのたび、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスのファームがお隣の筑後市に移転することを受けて、筑後地区南部の7市町は球団と地域連携協定を結びました。この協定により、球団が試合観戦への市民招待や野球教室などを開く代わりに、自治体は球団のPR活動に協力することになります。県内にとどまらず、九州一円から多くの集客が見込める施設で地域経済への波及が期待できます。
また、地球の裏側のブラジルではサッカーのワールドカップで熱戦が繰り広げられています。国の威信を懸けた戦いは、テレビの画面を通しても熱気が伝わります。まさに、プレイヤーだけでなく観る者をも夢中にさせるスポーツの力といえるでしょう。
東京でのオリンピック開催も決定したことで、国内でもスポーツ熱の一層の高まりが期待できます。市においても、黒木町に天然芝のサッカー場を整備し、来年度にはその利用者を対象とした学習型の宿泊施設を整備する予定です。競技に没頭できる優れた環境を広くPRして、スポーツを介した交流の促進による地域振興を図りたいと考えています。
