平和首長会議(2014年11月19日更新)

みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。

急に冷え込む日が増え、朝晩には暖房機の暖かみがありがたく感じる季節になりました。これから空気もカラカラに乾燥してきますので、火の元や風邪には注意して過ごしてください。

さて、先日は「第4回平和首長会議」に出席するために、長野県松本市にでかけました。この会議は、被爆地である広島市と長崎市が中心となって設立され、核兵器のない平和な世界を実現するための活動を進めています。八女市も含めて国内外で6,374の都市が加盟しています。

市内の星野村にある「平和の塔」には、原爆で焦土と化した広島から持ち帰られた「平和の火」が永遠灯火されています。毎年8月6日には地元の中学生も参加して戦争のない恒久平和の実現に向けた平和祈念事業を続けています。さきの会議の後には松井広島市長とも懇談をさせていただきました。近いうちに広島の原爆の火を守り続けている八女市と被爆地広島市との間で平和をテーマにした交流ができればと思っています。

その他にも、星野村から全国に「平和の火」は分けられていて、10を超える地域で灯し続けられています。一時的な採火を加えるとさらに関係団体は多くなります。平和への願いが結んだ絆を、団体間の友好交流に昇華させれば、市のPRとともにいずれは文化や観光などの幅広い分野で地域振興につながるものと期待しています。