暮らしを支える施策(2014年12月17日更新)

みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。

早いもので、今年も残すところ10日余りとなりました。暖冬という長期予想もあるようですが、例年になく寒さが厳しく、大雪に見舞われた地域もあるようです。インフルエンザも流行期に入ったようで体調管理には気をつけてください。

さて、その年の世相を表す字が「今年の漢字」として毎年発表されます。消費税などの影響で、今年は「税」という字が選ばれました。税金なしでは社会は成り立ちませんが、税率などのあり方は暮らしに大きな影響を与えます。先の総選挙でも消費税の影響は論点になりました。

今回の選挙のもうひとつの大きなテーマは「アベノミクス」と呼ばれる国の経済政策でした。事実、この政策により輸出企業の収益が改善し、株価も上がりました。当初の目論見では、やがてこの恩恵は地方や中小企業、個人にまで届くということになっていましたが、さてみなさんの現状はいかがでしょうか。

過ぎた年を振り来る年を見通す年末は、誰にも自分の生活やその行方を案じる時期になります。市政を預かる立場から見ていると、個人間の収入格差は年々広がっているという印象です。市民に身近な基礎自治体の施策には、市政全体を見渡す大きな視点と合わせて、個人の暮らし向きにも気を配る細やかな視点が必要です。新年度は、格差拡大の実態に即した市民の暮らしに直接手の届くような施策ができないかと思案しています。

年内のブログ更新は、今回が最後になります。来る新年が、みなさんにとって明るく希望あるものになりますようお祈りいたします。それでは、よい年をお迎えください。

暮らしを支える施策
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