直木賞を受賞!(2013年1月21日更新)
みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。
八女市黒木町の出身で作家の安部龍太郎先生の直木賞受賞という、うれしいニュースが飛び込んできました。この賞は、単行本として発表された大衆文芸作品のなかで最も優れたものに贈られるもので、受賞作の「等伯」は、戦国時代における一絵師の生涯を通じて、新たな人物像が掘り起こされた労作です。
また、安部先生は、ふるさと八女市黒木町に愛着をもって接していただいております。機会のあるごとに帰郷していただき、矢部川ざぶん塾「黒木」実行委員会の立ち上げにも尽力していただきました。今回のうれしいニュースは、豪雨災害の被災地であった地元黒木町のみなさんにとっても、大きな喜びとともに復興に向けた力強い応援となったはずです。
八女市はこれまで、文壇や画壇に多くの才人を輩出してきたように文化的な資源に恵まれた地域です。今回の受賞は、この歴史に新たな一ページを加えた出来事です。また、市内には南北朝時代の歴史文化も数多く残っており、是非先生の次の作品には、八女を舞台とした南北朝のドラマを取り上げていただきたいと思っています。
安部先生の今後ますますのご活躍をお祈りしています。