歴史の流れを感じた出来事(2012年12月19日更新)
みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。
寒風が身にしみる季節となりました。ニュースでは風邪などの流行が始まったことを伝えています。手洗いやうがい等の予防で寒さに負けない健康な日々をお過ごしください。
さて、先週の土曜日に「市民劇団さくら座」のみなさんと「徐福」の公演に向けたPR用の写真撮影を行いました。この演劇には前回から参加させていただいており、派手なメークときらびやかな衣装をまとった出演者のみなさんと楽しいひとときを過ごすことができました。
この劇のテーマである「徐福(人物名)」は、私が演じる秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて現在の中国から東方(日本)に向かったとされています。八女市内にも徐福にまつわる古い伝説が残されていて、それにまつわる「童男山ふすべ」という行事も地元に伝えられています。
徐福の足跡は韓国にも残されていて、その縁が今年の韓国巨済市との姉妹都市締結にまで発展しました。今から2000年以上も前の出来事が、国境を越えた都市のつながりとなって現代に登場したことに、歴史の大きな流れを感じています。